浅間高原溶岩樹型の紅葉

溶岩樹型の紅葉

　溶岩樹形とは、その昔、森を溶岩が襲った時に木のあった所だけが井戸のような穴として残ってしまったところを言います。つまり、溶岩樹形の森に入ると、何百という井戸のようなものが森の中にあるわけです。しかし、これは井戸ではなくて、もともと木だった所なのです。そんな溶岩樹形の穴と、それを覆うように生えている木々の紅葉は非常に不思議な感覚を私達に与えます。何か不思議な世界に来たような気がします。ぜひ秋の溶岩樹形を散策してみて下さい。時間があれば、溶岩樹形から浅間山の方に登ってみて下さい。昔は嬬恋村の村人達が、この道を使って浅間山にお参りをしたものです。今はほとんど廃道になっていますが、道ははっきりしています。途中の景色は素晴らしく、美しい紅葉にきっと心を奪われることでしょう。

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